芋ようかん

わんくっしょん！


～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

【セスティ】
「この間使ったサツマイモが余ったから、イモ羊羹作ったぞ」

【レジュ】
「わーい食べる～！」

【レジュ】
「あまーい！おいしーーー！」

【レジュ】
「イモ羊羹美味しいね」

【セスティ】
「甘いだろ？」

【セスティ】
「サツマイモは栗に味が似てるから、
九里じゃないけど八里半って言われてたらしいぞ」

【レジュ】
「ふーん」

【セスティ】
「他にも、産地が十三里の距離にあったから、
九里四里(くりより)うまい十三里とか言ってだな…」

【レジュ】
「セスティー」

【セスティ】
「ん？」

【レジュ】
「セスティなんかジジくさいね」

【セスティ】
「…………」

【セスティ】
「………………」

【セスティ】
「……………………」

【セスティ】
「……………ジジくさい………」

……………。
………………………………。

【セスティ】
「俺は食べ盛りだからもう一本食べるぞ！」

【レジュ】
「おー食いしん坊さん！」

【セスティ】
「食べ盛りだからな！」

【レジュ】
「食欲の秋だね！」

【セスティ】
「ああ、断じて気にしているわけではないぞ！」

焼き芋

わんくっしょん！


～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

【レジュ】
「焼けたかな」

【セスティ】
「もうちょっと焼いた方がいいかな。もうちょっと落ち葉乗せとくか」

【レジュ】
「ほい」

【レジュ】
「………」

【セスティ】
「………」

【レジュ】
「……焼けた？」

【セスティ】
「……まだだな」

【レジュ】
「…寒いねー」

【セスティ】
「もっと焚火の近くに来た方があったかいぞ」

【レジュ】
「冬眠したくなってきちゃった」

【セスティ】
「冬眠……」

【セスティ】
「もうすぐ焼けるからちょっと待て」

【セスティ】
「……そろそろ焼けたみたいだぞ」

【レジュ】
「ホント！？やったー！」

【セスティ】
「ほれ、気を付けて食えよ」

【レジュ】
「あっつい！！」

こんなに暑い日は

わんくっしょん！


～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

【レジュ】
「うーあつい」

【セスティ】
「暑いな」

【レジュ】
「むしむしするー！こんなに暑いとむしパンになっちゃうよ～」

【セスティ】
「え」

【セスティ】
「お前は蒸し暑いと蒸しパンになるのか」

【レジュ】
「そうだよーむしむしパンだよー…」

【セスティ】
「もはや自分で何を言ってるか分かってなさそうだな…」

【セスティ】
「ビニールプール作ってやるからちょっと待ってな」

10分後………。

【レジュ】
「生き返った！！！」

【セスティ】
「それは良かったな」

【レジュ】
「虫パン食べたいな～」

【セスティ】
「お、おう…虫パンか」

【セスティ】
（まぁ…いつも食べてる物だし、間違ってはいない…のか？）

誕生日

今日7月1日はレジュの10歳の誕生日です！いやっほぉ～う(*´ω｀)ﾉ

いつもの二人のトークは↓↓↓

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

【セスティ】
「今日はレジュの誕生日だからケーキを用意したぞー」

【レジュ】
「わっ！ケーキだぁ～～～！」

【レジュ】
「美味しそう～～！」

【セスティ】
「キャンドル付きだぞ」

【レジュ】
「ね！吹き消して良い！？」

【セスティ】
「ああ」

ふー～～～

【セスティ】
「誕生日おめでとう、レジュ」

【レジュ】
「ありがとう！さっそく食べても良い！？」

【セスティ】
「ああ、全部食べて良いからな」

………。

……………。


………………………。

【セスティ】
「あのな、確かに全部食べて良いとは言ったし、誕生日だから多少のハメ外しは構わないんだが…」

【セスティ】
「それでもその食べ方はどうかと思うぞ…」

【レジュ】
「おいしぃ～～～(*´ω｀*) 」

【レジュ】
「一回ケーキをこうやって食べてみたかったの！」

【セスティ】
「そ、そうか…」

【レジュ】
「ケーキって食べると幸せになれるよね」

【セスティ】
「…見てるこっちはヒヤヒヤするけどな…」

梅雨のある日

わんくっしょん！


～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

【レジュ】
「セスティ～～～～！」

どどどどどどどどどど！

【セスティ】
「うぉっ、なんだなんだ！？」

【レジュ】
「雨だよ！外いこ～～！！」

【セスティ】
「…雨だぞ？」

【レジュ】
「雨だよ！？」

【セスティ】
「……濡れるぞ？」

【レジュ】
「楽しいよね！」

【セスティ】
「…俺は今日はここで本読んでるから行ってくると良い」

【レジュ】
「わかった！行ってくるね～！」

【レジュ】
「わーい冷たい！たのしー！」

【セスティ】
「……」

【セスティ】
(毛が濡れると後が大変だからな～…)

○○パークに行ってきた！

わんくっしょん！


～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

【レジュ】
「セスティ～～」

【セスティ】
「うわ緑！！」

【セスティ】
「何が起こったッ…！？」

【レジュ】
「えっとねー、温泉パークでお風呂入ってきたの」

【セスティ】
「…なるほど」

【セスティ】
「それにしてもすごい色だな…」

【レジュ】
「あ、戻った」

【セスティ】
「まぁ、効果時間5分だからなー」

【レジュ】
「楽しかった！また行きたいな～！」

【セスティ】
（また色が違って帰ってくるのか…心臓に悪いな…）

子供の日

わんくっしょん！


～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

【レジュ】
「～～♪」

【レジュ】
「もーいーくつねーるとー♪」

【レジュ】
「こーいーのーぼーりー♪」

【セスティ】
「それは正月の歌だろ」

【レジュ】
「だってもうすぐ鯉のぼりでしょ？」

【セスティ】
「それはそうなんだが」

【レジュ】
「じゃあ合ってるよ！」

【レジュ】
「～こいのぼりにはーたこあげて～♪かしわもち～♪」

【セスティ】
「……」

【レジュ】
「はーやくこーいこーい、かーしーわーもち～♪」

【セスティ】
「…わかったわかった。ちゃんと用意するから」

春のある日

わんくっしょん！


～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

【レジュ】
「春だね～」

【セスティ】
「春だな～」

【レジュ】
「……」

【セスティ】
「……」

【レジュ】
「風があったかいね～」

【セスティ】
「ああ」

【レジュ】
「………」

【セスティ】
「………」

【レジュ】
「見て見て、桜咲いてるよ」

【セスティ】
「そうだな」

【レジュ】
「…………」

【セスティ】
「…………」

【レジュ】
「今日は桜もち食べたい！」

【セスティ】
「んー、じゃあ帰ったら食べるか」

ホワイトデーのお返し

わんくっしょん！


～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

【レジュ】
「セスティセスティ～～！」

【セスティ】
「ん？」

【レジュ】
「これあげる！」

【レジュ】
「ホワイトデーのお返しのお返しにお返しなの☆」

【セスティ】
「すまん、もう一回言ってくれ」

【レジュ】
「だからね、ホワイトデーにお菓子貰ったでしょ？
だからそのお返しにお返しなの！」

【セスティ】
「分かるような分からないような…まぁいいか…」

【セスティ】
「あのな、バレンタインデーのお返しをする日がホワイトデーなんだぞ」

【セスティ】
「でも、ありがとう」

【レジュ】
「ホワイトデーに貰ったお菓子、すっごい嬉しかったんだ。
だからお返しにセスティとセスティの好きな和菓子のこと想いながら飴作ったの」

【セスティ】
「何か、飴にしてはゲル状の気がするんだが…」

【レジュ】
「和菓子のエキスが入ってるんだよ！特別な飴なの！」

【セスティ】
「何を入れたんだ…」

【レジュ】
「大好きなセスティに食べてほしいなって」

【レジュ】
「えへへ！セスティ、だいすき！ぜったい食べてね！」

【セスティ】
「お、おぅ…(胃薬あったかな…)」

ホワイトデー

わんくっしょん！

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

【セスティ】
「レジュ、これやる」

【レジュ】
「ん？これなーに？」

【セスティ】
「ホワイトデーのお返しだ」

【レジュ】
「ほわいとでー？」

【セスティ】
「…あぁ、えーっとだな…」

【セスティ】
「バレンタインデーってのは好きな人にチョコをあげる日だろ？ホワイトデーってのはそのお返しをする日だよ」

【レジュ】
「へ～」

【レジュ】
「……」

【レジュ】
「えっ…お返し、くれるの？？」

【セスティ】
「ああ」

【レジュ】
「やったーー！ねぇねぇ！一緒に食べよ！？」

【セスティ】
「いや、全部食べていいんだぞ？」

【レジュ】
「一緒に食べた方が楽しいもん、ね！ね！」

【セスティ】
「しょうがないなぁ」

【レジュ】
「わーい！」

【セスティ】
「…...」

【レジュ】
「はやくはやくー！」

【セスティ】
(…ま、いいか)